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雲南市の社会保険労務士の梶谷です。
先日介護福祉士の登録証が届いたので、母校のトリニティカレッジ出雲医療福祉専門学校に報告に行ってきました。
社会保険労務士を合格したのが2018年(平成30年)。2021年3月の開業まで何をしていたかというと、本校の介護福祉学科に通っていました。
いろいろと理由はありますが、理由は大きく2つ。
実は梶谷家、介護職一家です。父は介護施設で長年勤務しており、兄は現役の介護福祉士です。そこからどんな仕事なんだろう?と興味を持ったのが1つです。
もう1つは、介護職の人材不足です。ご存じの方も多いと思いますが、高齢化が進む中で介護職が不足しています。前職の銀行は私が辞めても別に誰も困らない(代わりはいくらでもいるから)のに対し、介護の現場では人が辞められたら困るわけです。
せっかく働くなら必要とされる環境で働きたい、と思ったのがきっかけです。
というわけで、まさか30歳を超えて学校に入り直すとは思っておりませんでしたが、トリニティに通うことに決めました。
ちなみにそれまでの経歴はコチラです。
かなり勢いで入学を決めた感もあるわけですが、不安もありました。
例えばジェネレーションギャップ。専門学校ということはほとんどが18~20歳の学生と一緒に学生生活を送るわけで、30歳を超えて流行にもうとい(「ヒゲダン」を知らなかった)自分がついていけるのかという心配。
また実習がちゃんとできるのかという心配もありました。もっぱら営業・事務に携わっていた自分にとって介護の仕事は未知の世界。実習は最長で1か月にわたるため、体力的にもしんどいだろうなぁと思っていました。
そんな心配もありながら、私の5つ目の母校での学生生活がどうだったのかをご紹介します。
学校の詳細についてはこちらのホームページで確認できます。
結論から言うと、トリニティでの学生生活はとても充実していて、学校自体が素晴らしい学校です。(決して学校からそう言ってくれと言われているわけではない)
その理由を何点かご紹介させていただきます。
これ抽象的だけど1番大事だと思うんですよね。人間関係も含めて、雰囲気や環境さえよければ多少しんどいことがあっても乗り越えられると思うんです。仕事も同じですけど。
その点トリニティは人間関係で悩むことは少なくとも私はありませんでした。不安に思っていた若いコ達もいいコばかりで、私のようなおじさんにも気軽に話しかけてくれました。
そんな環境だったので、気持ちだけは若くいられました。鬼滅の刃や乃木坂46、若者が好むカフェのことも彼ら・彼女らに教えてもらいました。
また意外と私と同じように、働いてからトリニティに入学する方も多くて、昼休みはあーだこーだ言いながら談笑していました。
物理的な環境も抜群です。教室はガラス張りで、外からの光が差し込みます。廊下側もガラス張りなので、他の学科やクラスの友人とガラス越しに手を振り合うというほほえましい様子が見られます。
私の通っていた立命館大学はいわゆるマンモス大学で、基本的に何百人の学生が大講義室で授業を受けるのが標準です。そのため教授が一人ひとりの相談に乗るということは普通はありません。
トリニティは学生数がそれほど多い学校ではないため、何か分からないことや悩み事があれば気軽に先生方に相談することができます。
先生方の個性も豊かで、キャラが立っています。介護福祉士、社会福祉士、ケアマネ、看護師の資格・実務経験を持った先生方なので、教科書に載っているようなことだけでなく、より実践的な知識を学ぶことができます。
基本は優しく、時に厳しく指導いただける先生方がおられるため、特に現役の学生を預ける親御さんにもオススメできます。
トリニティでの授業では実践的な知識もですが、介護福祉士試験の合格のために必要な知識を効率的に学ぶことができます。
数年連続で介護福祉士試験合格率100%という結果がそれを物語っていると思います。
常に国家試験受験を意識した過去問演習や、模擬問題演習などを行っています。
実技の授業も面白いです。特殊浴槽や介護用ベッド、演習に使う人形など設備も充実しているので、現場をイメージしながら実技演習を行えます。
ちなみに私はこの実技がめちゃくちゃ苦手で、実技試験では毎回ドキドキしながらやっていました。
トリニティでの学生生活は2年でしたが、間違いなく学習面では大学より学ぶことが多かったと思います。(大学はホントに勉強しなかった…)
実習ははっきり言って大変です。9時間(休憩含む)きっちり現場で実習し、その後は実習についての記録に取り組まなければなりません。そのような期間が最長1か月続きます。夜勤なども経験するため、体力的・精神的なタフさが求められます。
その分学ぶことも多いです。
授業だけでは学ぶことができない介護の現場を経験することができます。食事介助、排せつ介助、入浴介助、そして何より大切なのは利用者の方とのコミュニケーションです。
コミュニケーションについては私も苦労しました。何の問題もなくコミュニケーションを取れる方の方が少ないため、今まで銀行員だった自分にとっては「?」の連続でした。
実習が終わった後は「終わったー!」という充実感と解放感を味わうことができ、最高にビールが美味しい瞬間です。(20歳未満の飲酒は禁じられています。)
トリニティでは基本的に9:00~16:50までの授業となっていますが、実際にはすべて授業が埋まっている日ばかりではありません。
日によっては昼からだったり、早めの時間に終わったりすることもあります。
そのため、適度に休息をとりながら学生生活を送ることができます。(実習期間をのぞく)
また、在学中にアルバイトをしたい学生や、何か資格を取得したいと思っている学生にもオススメです。
実際に私も授業の空き時間や長期休暇を利用して行政書士の勉強をして、在学中に取得することができました。
もちろん学生のもう1つの本分である遊ぶことに時間を使うのもオッケーです。
いかがでしたでしょうか?
トリニティでの学生生活は、
①学校の雰囲気がいい
➁先生方が親身に相談に乗ってくれる
③授業が充実している
④実習は大変だけど勉強になる
⑤意外と授業がびっしりではない
ことで2年間楽しく充実した毎日を送ることができました。
ちなみにですが、卒業時に公益社団法人日本介護福祉士養成施設協会様より表彰をいただきました。
(おじさんにしては)頑張ったで賞だとは思いますが、1つ自信につながりました。
なぜ介護ではなく、社会保険労務士として開業の道を選んだのかはまた別の機会にお話しすることにしますが、この2年間の経験を業務にしっかりと活かしていきたいものです。
進路について悩んでいる学生や、既に介護の道に進みたいと考えている学生はもちろん、もう一度学び直したいと考えていると社会人の方にもオススメの学校です。
ぜひ資料請求や、オープンキャンパスへの参加などされてみて下さい。
〒699-〒690-2405
島根県雲南市三刀屋町古城14-11-303
TEL:0854-47-7705
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営業時間:9:00~18:00
定休日:土.日.祝
※対応できる場合もあるので、まずはご連絡下さい